子どもの見守りや連絡手段、防犯として子どもにスマホを持たせるご家庭も増えてきています。
しかしスマホは便利な反面使い方によっては危険な目にあってしまうこともあります。
スマホの適切なルールがないままでは、子どもに悪影響を与えるかもしれません。
- でも時間制限は分かるけど他にどんなルールが必要?
- ネットやスマホの危険性を子どもに教えるにはどうしたらいい?
- ルールを守らなかったらどうすればいい?
などの疑問もあるかと思います。
そこでこの記事では、子どものスマホ依存を防ぐためのキッズスマホのルール作り・その必要性などを解説します!

福岡に住むアラフォー主婦
- Ymobile の販売を3年経験。毎日たくさんのお客さんを接客しスマホを販売
- 格安SIM歴 約8年・今は日本通信SIMを契約
- キッズスマートウォッチのmyFirst Fone R1sは6ヶ月以上利用
- とにかく安くおトクが大好き。旅行好き
- 小学4年の息子がひとり
子どものスマホにはルールが絶対必要


大人でもスマホにはついつい手が伸びてしまいますよね。
スマホがないとなんか不安、気がついたらすでに1時間以上も触ってる!なんてこともよくあります。
大人ですらこうなので、子どもならなおさら制限ができません
子どもをスマホに依存させてしまう前に、必ず最初にルールを決めましょう!
可能であれば子どもにスマホを渡す前、最初にばっちりと親子でルールを決めてスマホを渡すのがベストです。
子どものスマホルールを決めるかんたんな方法
とはいえ時間制限などのルールは分かるけど、ほかにどんなルールが必要なんでしょうか?
実はスマホのルールはソフトバンクとワイモバイルのサイトでかんたんに作れるんです!


これがわたしの作ったルールリストです!作ったと言ってもチェックを入れていくだけで2分くらいでできました!
一番上には子どもの名前を入力でき、子どものサインまで書く欄があります!
ほかにこれも入れたい、というルールも追記できますよ。
とても簡単なので、ルール作りが必要と分かってはいるけど何を決めたら…。って方にぜひおすすめです。
こちらからチェックしてみてくださいソフトバンク親子で作るスマホルールリスト



わが家もこれで作りました!
アメリカで有名なスマホのルール「18の約束」
「スマホ18の約束」とはアメリカのお母さんが、13歳の子どもにクリスマスプレゼントとしてスマホを渡すときに一緒に渡したスマホルールです。
その内容があまりに素晴らしくニュース番組でも取り上げられたほど!
18こありちょっと長いんですが参考になるのでぜひ見てみてください!
18の約束・全文
親愛なるグレゴリーへ。
メリークリスマス!ついにあなたは誇り高きiPhoneのオーナーです。
やったね!あなたは良い子で、責任感ある13歳の男の子だからこの贈り物にふさわしい。でも、このプレゼントにはルールと規則があります。下に続く契約書を読んでくださいね。テクノロジーに支配されることなく共存できるような、健康で、バランスの取れた若者に、あなたを成長させることが私の仕事だと理解して欲しい。
契約書のリストに従わない場合、iPhoneの所有権を停止します。
私はあなたを心から愛しています。これから先、あなたと何百万通ものメッセージをやり取りするのを楽しみにしています。
- これは私のスマホです。私が買いました。あなたの毎月の通話料も私が支払います。私ってエラくない?
- パスワードは常に私に知らせること
- スマホが鳴ったら出なさい。それは電話です。挨拶をして、礼儀正しく。画面に”ママ””パパ”の文字が見えたら、絶対に無視しないこと。絶対に!
- 学校がある日は夜7時30分、週末は夜9時になったら、速やかに両親のどちらかにスマホを手渡すこと。夜間は電源を切って、朝7時30分に再び電源を入れます。先方の親が最初に出るかもしれない固定電話にかけられないと思う時間には、スマホでもメールも電話もしないこと。本能に耳を傾けて、私たちが尊重されたいと思うように、他の家族も尊重すること
- 携帯電話を学校に持っていかないこと。メールを交わしている相手と実際に会話をしなさい。それがライフスキル。ー生きていくための大事なことです。*課外学習や遠足、放課後遊びなどは特別に考慮します
- トイレに落としたり、地面に叩きつけたり、失くしてしまったりした場合は、あなたに責任を持って交換費用や修理代を支払ってもらいます。芝刈りしたり、子守りしたり、誕生日のお金を貯めるなどしてね。必ず起こることだから、しっかり準備しておくように
- この機能を使って、人に嘘をついたり、馬鹿にしたり、欺いたりしてはいけません。誰かを傷つけるような会話には参加しないで。まずはいい友達になること。厄介なことに巻き込まれないように
- 直接相手に言えないことは、スマホでも言わない、メールにも書かないこと
- 友達の親がいる前で言えないことは、スマホのメッセージでもメールでも書かないこと。書く前に自分でしっかり確認しなさい
- アダルトサイトは禁止。ネットでは私と共有できる情報を調べなさい。もし何か疑問がある場合は、誰か、、、できれば私かパパに聞くように
- 公共の場では電源を切り、音をさせないようにしまっておくこと。とくにレストラン、映画館、または誰かが話している間は。あなたは礼儀正しい子です。スマホにその場を変えさせてはいけません
- あなたや誰かのプライベートな部分の写真を、送ったり受け取ったりしてはいけません。笑わないでね。どんなにあなたが賢くても、いつか誘惑にかられる時があるでしょう。それはとても危険なことで、あなたの10代〜大学生〜大人と、すべての人生を台無しにしかねません。それはいつだって最悪なこと。インターネットの世界は広大で、強力です。広まった悪い評判を消すことはとてつもなく難しいのです
- 写真や動画をたくさん撮らないこと。すべてのものを記録する必要はありません。あなたの経験を大事にして。それは永遠に記憶に残るから
- たまには家にスマホを置いて、それでも安心できるようになりなさい。スマホは生き物ではなく、あなたの付属品でもありません。スマホのない生き方を学んで「何かを見逃す不安」を超える強さを持ちなさい
- 新しい音楽でも、クラシックでも、何百万人が聞いているのとは違う曲でも、ダウンロードして楽しみなさい。あなたの世代は、これまでの歴史にもないほど、さまざまな音楽にアクセスできるのですから。この恩恵を受け、あなたの世界を広げなさい
- たまには昔ながらのワードゲーム、パズル、知能ゲームなどで遊びましょう
- スマホから顔を上げ、あなたの周りの世界で起こっていることを見なさい。窓の外を眺め、鳥の声を聴き、散歩して、初対面の人と話しをして。
ネット検索をしないで自分の頭で考えて! - ここまでの約束で、あなたは失敗するでしょう。その時はスマホを取り上げます。そして、また話し合いましょう。そこからまた始めればいいのです。あなたと私、私たちは常に学んでいくのです。私はあなたのチームメイト。一緒に歩んでいきましょう!
あなたがこれらの約束に同意してくれることを願っています。ここに挙げたほとんどの教訓は、スマホだけでなく人生にも当てはまります。目まぐるしく変化する世界で成長することは、とても刺激的で魅力的です。だからこそ、どんな機器よりもあなたのパワフルで大きな心を信じてほしい。ママはあなたを愛しています。さあ、新しくて素晴らしいスマホを楽しんで!愛を込めてママより



すごいですよね!ここまでしっかり伝えたいです
子どものスマホルールとセットで決めるペナルティ
いま紹介した「18の約束」の18番にもあるように、ルールをやぶったときのペナルティも必ずはっきり決めておきましょう。
ペナルティの度合いは家庭で変わってきますが、「やっぱり子どもがかわいそうだから…」とルールをやぶるのは絶対に危険です。
一度やぶってしまうと、「なんであの時はよかったのか」とずっと子どもの心に残ります。
心を鬼にして親も決めたことはがんばって守りましょう!



配偶者が勝手に許可しないようにみんなでルール共有も
スマホデビューする子どもに!トラブルをふせぐ知識を再確認できる


スマホの知識をかんたんに学べるサイトもあります!
全国統一スマホデビュー検定とは、親子で受けれるテストのようなものです。
小学生・中高生・保護者のいずれかを選択すると検定がスタートします。


こちらは小学生のテストです。このような問題がどんどん出てきます!
「ルールは決めたけど、うちの子本当に理解してる?」という時にとても役立つと思います!
私も保護者版をやってみましたが意外と、「あ、そっか!」という問題もありました(笑)
保護者の方も親子でいっしょにやってもらうと勉強になり楽しめると思います
こちらからチェックしてみてくださいワイモバイルスマホデビュー検定
子どものスマホ依存をふせぐ!今すぐ親ができること


このKDDIのサイトでは保護者ができる取り組みを紹介しています!
学年別に明記されているので、迷わずに実践できるかと思います。
例えば、小学校5年生〜中学校1年生はルールをおしつけるのではなく親子で話し合い、子どもにルールを考えさせる。中学生はよき理解者で見守る姿勢が大事…などが書かれておりとても参考になります
こちらからチェックしてみてくださいKDDIスマホファミリーガイド
LINEのルール・子どもが安心して使える設定にしよう
LINEは家族全員で連絡が取り合えとても便利ですよね!
しかしLINEは一応SNSアプリです。見知らぬ危険な人ともかんたんに繋がってしまう危険があります。
そうならないためにもスマホを子どもに渡す前に、必ず最初に設定しておきましょう!
LINE ID検索がいちばん危険!
LINE ID検索とは、LINE交換をしたい人をLINE上で探すときに使います。
「友だち検索」に友達のIDや電話番号を入力すると、直接会えない友達ともLINE交換ができます。


とても便利な機能ですが、検索窓に手当たり次第ランダムに入力したID・電話番号が、
たまたま子どものID・電話番号にヒットするかもしれません…。
そうなると「IDや電話番号で友達登録されました」と勝手に友達リストに出てきます。
なにも知らない子どもが「友達かな?」と思い友達追加をしてしまうと、危険な相手からのLINEメッセージの送信が許可されてしまいます
子どもには危険しかない!
- LINE ID設定は見知らぬ人とLINE上で友達になり、思わぬトラブルに発展する危険があります!
- だからLINE側で18歳未満には意図的に制限がされている
- IDや電話番号などの機械的に単純入力した英単語・数字でも、かんたんに他人とつながってしまう
- 【結論】子どもには危険しかないので一切不要!



大人なら、ブロックすればいいやで終わりますが、子どもにはその判断はまだ難しいと思います。
直接会えないところに住む家族・友人とLINE交換する時はリンクで友達追加ができますよ!くわしい方法はこちらへ。
LINE ID検索をオフにする方法
IDによる友達追加をオフにする方法です。まずLINEアプリ上にある歯車のマークをタップします。


つぎにプライバシー管理をタップします。




するとこの画面
に行くので下記のように設定を変更します。- パスコードロック→オフ
- スマホ本体とは別にLINEアプリ自体にロックをかけます。もし子どもが勝手にロックをかけると親が管理できなくなるのでオフに
- IDによる友だち追加を許可→オフ
- 先に紹介したとおり絶対にオフにしましょう
- メッセージ受信拒否→オン
- 自分が友達追加していない人からのメッセージを拒否します。こちらも絶対にオフにします
LINEにはそのほかにもLINEVOOMやオープンチャットなどたくさんのサービスがあります。LINEVOOMはインスタグラムのようなもので、オープンチャットは共通の話題をトークするグループトークです。
しかしこれらを完全にオフにする設定はありません
子どもでも普通にアクセスできてしまうので、ぜひ最初に子どもとLINEの使い方ルールを決めましょう!
キッズスマホでのLINEについてもっと詳しくはこちらへ。
子どものスマホゲーム・YouTube・その他SNSアプリのトラブル防止策


ルールもスマホの設定もバッチリ!なのに、子どものスマホトラブルは起こってしまうかもしれません
子どもでも起こりうるLINEでのやりとりトラブル、YouTubeの見過ぎ、SNSトラブル、ゲーム課金の対策を紹介します!
LINEで友達とのやりとりトラブル
誤解を与えるような文章や顔文字で送信してしまった、返し方がそっけない、怒っているように受け取られるかもなど、文章のみでコミュニケーションをとるのは大人でも難しいです
対策としては、
- まずは家族間でLINEの練習をする
- 返しに困る場面などはスタンプを教える
- 誤解をまねく可能性もあるとちゃんと教える
たかがLINEですが誤解が発端でいじめになることも…。
息子はまだ友達とLINEなどはしていないので、するようになったら絶対教えるつもりです!
子どもの大好きなYouTubeの見過ぎ対策
- 1日の使用時間をできれば親子で話し合って決める
- フィルタリングを使って使用時間の設定を見直す
- 利用時間の画面を見せて「3時間も見てるよ」と客観視させる
- 可能であればスマホよりテレビで見させる
インスタグラムやTikTokなどのSNSアプリ対策
- そもそもインスタグラム・TikTok・Twitterの年齢制限は13歳以上。13歳未満の子どもが使う場合は親が管理しなければならない
- インスタグラムの場合、保護者が管理していることを自己紹介に明記する必要がある
- 閲覧しているだけなら危険性はないが発信が危険
- だれかの発信へのコメントを書くだけでも、トラブルの元になる危険性があると伝える
- 子どもが事件に巻き込まれる危険性を徹底的に伝える
オンラインゲーム課金対策
- そもそもアプリのダウンロードを親の許可制に設定する
- 課金できない設定にする
- 友達同士の事情でどうしてもの場合もあるかもなので、子どもに聞く
- 子どものお小遣いの範囲だけなどのルールにする
なんでも禁止は逆に危険!?
スマホは世界中の誰とでも繋がれ、なんでもできてしまうので本当に危険です。
しかし危険だからと言ってあれもこれもだめ!絶対禁止!と言っていると、抜け穴を探して隠れて使うかもしれません
しかも親よりも子どもの方が絶対にスマホやタブレットの操作は上手いと思います。生まれた時からスマホがあるので当然です…。
個人的には隠れて使われることの方が怖いので、わが家の方針はどんどん使っていいよ主義です。
とはいえ息子はスマホよりもSwitchのマイクラかパソコンでプログラミングゲームしかしていません。
オンラインゲームに行かないように勉強にもなるプログラミングゲームにうまく誘導し、今のところ成功しています(笑)最近はおもしろいプログラミングが多いのでぜひうまく誘導してみてください



ちなみにSwitchのマイクラも課金(購入)したいものがあると言われたので、自分で貯めたお年玉とかでなら買っていいよ、というルールにしています。



やっぱりスマホは怖いな…まだ早いかな〜…



大丈夫!子どもを最強に守れるスマホがちゃんとあります!
それがTONEモバイルです!TONEモバイルは子どもの見守りに特化したスマホなんです。
- 自画撮り被害防止で親が見ていないところでも、子どもを守れる!
- スマホの制限を柔軟に変えられるから、子どものストレスがなくずっと見守れる
- 動画は毎月1GBまでしか見れない設定
- アプリのダウンロードですら親の許可制
- 子どものスマホの使い方をAIがまとめて教えてくれる など…
TONEモバイルほど子どもを見守れるスマホはありません
徹底的に調べているので本当です!くわしくは下記記事へ。提携サイト限定3,300円分クーポンプレゼントも


TONEモバイル
子どものスマホ依存・トラブルを防ぐ基本!フィルタリング設定
子どもに持たせるスマホにはフィルタリングは必須です。
フィルタリングを設定するとかんたんに成人向けサイトの制限、アプリの使用制限、アプリ内課金の制限、スマホの利用時間の制限などが設定できます!
ドコモ・au・SoftBank・UQモバイル・ワイモバイルで契約しているなら、「あんしんフィルター」というフィルタリングサービスも無料で利用できます!
またそれとは別にiPhoneはペアレンタルコントロール、Androidはファミリーリンクの無料フィルタリングがあります。
iPhone・Androidの設定方法はそれぞれの公式サイトiPhone、iPadでペアレンタルコントロールを使う、Googleファミリーリンクをご確認ください。
こちらのソフトバンクでの動画もご参考に。
わが子をスマホに依存させないように
この記事では子どもをスマホに依存させないようルールの重要性を紹介しました。
とはいえ結局いちばん重要なのは、親がスマホに夢中にならないことかと思います。


ほかにもスマホを使わない遊びをしたり、大人の勝手な都合で利用しないようにと耳が痛くなる事例が…。気になる方はこちら総務省デジタル時代の子育て(PDF)で閲覧できます。
子どもは親のマネをしますよね。とくにマネしてほしくないところをマネします
私も意識しないといけないなと改めて思いました。


参考になりましたら幸いです
\ LINEもできる!おすすめキッズスマホ8選 /

